クローズアップ現代「突然の乱調 金融市場に何が」

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安倍政権の経済政策アベノミクスへの期待から上昇を続け僅か半年で8割も値上がりした日本の株式市場。 市場の動きですがご覧のように年初からアベノミクスへの期待から上昇しこの背景にあるのが日本、アメリカの中央銀行による大胆な金融緩和政策です。 アメリカの連邦準備制度理事会は過去に例がない規模で国債などの買い取りを行い低利の資金を潤沢に市場に供給し続けています。 しかし5月23日、株価は一転して1000円以上急落し今回の相場で巨額の利益を上げたアメリカ・シカゴにあるヘッジファンドです。

今夜は世界、そして日本の金融市場の動向を分析され、国際金融に大変お詳しい、そうですね、昨年まで、割安に放置されていた日本株、それから非常に高く買われ過ぎていた、為替でいう円ですね。 そうですね、特にアメリカの長期金利が少し上昇しましたので、それが日本の伝播するような形で日本の長期金利も、例えば1%つける、そういった状況を見ていますと、やはり株式、あるいは為替もそれを無視できないわけですね。

金融緩和で世界に資金を供給してきたアメリカFRBのバーナンキ議長。 発言は、ことし9月ごろの金融緩和の縮小を念頭に置いたものだと思います。 さらに去年9月雇用情勢を改善させようと大規模な追加の金融緩和を打ち出しました。 金融緩和の縮小によって景気を悪化させない。 先週末、アメリカの雇用統計、これが比較的、堅調だったことで、こちらでは、このまま雇用の改善が続けば、FRBは早ければ9月ごろにも金融緩和の縮小を決断するのではないかという見方も出ています。

先進各国が過去に例のない超金融緩和を続ける中、その先頭を走ってきたFRBが緩和縮小にかじを切れば、その超金融緩和が終わりに向かう第一歩になると受け止められる可能性があります。 株にしても、実際に下がったけれども、デフレから脱却して、そして持続的な成長に向かっていかなければならないところで、一番気になっているところ、特に経営者にとっての懸念っていうのはなんでしょうか?そうですね、やはり長期金利というのが、一番大きなポイントになるんじゃないかなと思います。