クローズアップ現代「突然の乱調 金融市場に何が」

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安倍政権の経済政策アベノミクスへの期待から上昇を続け僅か半年で8割も値上がりした日本の株式市場。 市場の動きですがご覧のように年初からアベノミクスへの期待から上昇し日銀が4月に異次元の金融緩和を打ち出すと急騰。 この背景にあるのが日本、アメリカの中央銀行による大胆な金融緩和政策です。 日経平均株価の上昇に拍車をかけたのが日銀の大規模な金融緩和でした。

そうしますと実際に困るのは、マーケットだけではなくて、実際に企業経営をされている方も、これだけマーケットが不安定になりますと、実際に長期の経営戦略として人を雇っていいのかと、あるいは設備投資にこれ、打って出ていいのか、分からないという、非常に不安心理が高まる、そういったマイナスの材料が出てくるという意味で、あまり市場の変動が激しくなるのは、やはり好ましいことではないというふうに思われます。

先週末、アメリカの雇用統計、これが比較的、堅調だったことで、こちらでは、このまま雇用の改善が続けば、その先頭を走ってきたFRBが緩和縮小にかじを切れば、その超金融緩和が終わりに向かう第一歩になると受け止められる可能性があります。