大相撲名古屋場所 七日目 ▽初優勝の記憶

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「初優勝の記憶」2回目は、元大関出島大鳴戸さん平成11年の名古屋場所、愛知県体育館が揺れんばかりの手拍子に包まれて、今もその歓声の音は耳に残っています。 正面の解説は52代横綱元北の富士の北の富士勝昭さんです。 全勝は、横綱白鵬ただ1人。 白鵬は1敗の千代大龍と対戦します。 千代大龍と白鵬のきのうの取組でした。 北の富士さん、千代大龍について何かやってくれるんじゃないかなという期待を抱かせる力士になってきましたね。 白鵬戦ですがそう簡単に後ろに下がるような横綱ではないですよね。

横綱白鵬も千代大龍の今場所の出来のよさ分かっているんでしょうから当然心を引き締めていくと思います。 ことしの春場所、先々場所、一度対戦がありました。 千代大龍は思い切りあたっていきましたが、白鵬がと受け止めて、右から突き起こして突き落としで、あっという間に勝負が決まってしまいました。 呼出し琴三が白扇をかざしながら東新入幕の徳勝龍西十両筆頭の貴ノ岩を読み上げたところです。 初顔から貴ノ岩寄り切り、押し出し、押し倒して3連勝しましたがここ2場所は徳勝龍が上手投げで勝っています。 徳勝龍は新入幕です。

変わる土俵は、舛ノ山2勝4敗玉飛鳥3勝3敗の対戦です。 去年、1年前の名古屋場所で一度右側は3勝3敗の玉飛鳥。 愛知県の出身力士は今場所の番付で東京都に続く2番目に多い39人東京は45人関取となると愛知県出身は玉飛鳥ただ1人です。 しかし玉飛鳥の右上手十分の形でしたよね。 この屋根の中のライトが土俵は常幸龍3勝3敗翔天狼が4勝2敗です。 向正面は振分親方ことしの名古屋場所は皆さんからもメッセージを募集しています。 翔天狼5勝目をあげました。 きょうは中入りの時間にこの翔天狼もあたり、出足がいいです。

返り入幕の今場所、新入幕がことしの1月、初場所でしたがそのときは6勝9敗と負け越して十両に下がりました。 敗れた蒼国来ですが、やはりまわしが取れなかったと、もうちょっと上体を起こさないように相撲を取ればよかったと話しています。 向正面の解説は同じ37歳の振分さんですが、振分さん、子どものころから相撲を取ってきた若の里大会とかに出ると、いい相撲を取ってますからね。 そうですね、今場所も将来性のある若い者が若の里に通じないような相撲がありましたね。

きょう対戦相手は好調の魁聖です。 宝富士と阿覧です。 宝富士は青森県北津軽郡中泊町の出身です。 宝富士きょうは、勝手が悪かったですね。 先場所も取りにくそうにしながら相手の出し投げに乗じて勝ったのが宝富士でした。 まわしを取ると力が出るんでしょうけれど、なかなか宝富士のほうも、取りにくかったでしょうかね。 これで阿覧も宝富士も3勝4敗となりました。 今場所は先場所負け越して6枚目に下がっています。 春日野部屋の稽古場に場所前、稽古に通いました。

十両のきょうの取組からは大砂嵐と豊真将の対戦です。 日馬富士は旭天鵬と白鵬は千代大龍の対戦です。 波にのっている千代大龍どんな相撲を見せるでしょうか。 先々場所両者対戦がありました。 今場所の千代大龍の相撲を見ると左上手を取って正面からがちがちぶつけ合うのか技で勝負をつけるのか。 白鵬関の相撲になるのかどちらになるのか6戦全勝の白鵬に対して千代大龍ものおじしないというよさがあります。 千代大龍のいつもの性格からいきますと自分がやってやろうというような気持ちを持っているような気がしますね。

好調の栃煌山と高安が土俵に上がってきました。 三役格ということで今場所、立行司木村庄之助が、空位となって不在となっています。 横綱の土俵入りを式守伊之助と三役格の行司交代で務めています。 8対1という、このところ栃煌山が6連勝中の対戦成績です。 高安は、いつもどおり突っ張りで勢いよく攻めようとしたんでしょうが、栃煌山関のほうがさばきがうまいんですよね。 いいタイミングをはかって引き落とされたんだと思いますよ高安は突っ張ってはいるんですが栃煌山にしますと、力をかわしているわけですよね。

その前に鶴竜にも勝っているだけにしかし栃煌山は毎場所のように横綱があるいは、大関でしたら2人から3人、4人倒した場所もありました。 変わる土俵は、松鳳山と時天空。 いちばんきょう、目についたのは松鳳山へのメッセージの多さです、大阪府40代の女性から。 土俵に上がる妙義龍肩にテーピングをしてきました。 妙義龍関の相撲のセンスと精神力は必ず横綱になる男だと思っています。 妙義龍に対戦する西方大関琴奨菊5連勝のあと、きのう安美錦の立ち合いの注文相撲に敗れて5勝1敗。

連敗中でしたが、今場所の内容は4勝2敗の稀勢の里豪栄道1勝5敗。 今場所、調子の出ていない豪栄道戦でした。 豪栄道も今場所ここまで本来の相撲が取れていないだけに何と言っていいのか…もうゼロと言ってもしかたないですね。 これで琴奨菊と稀勢の里は相次いで敗れて土俵上は3人目の大関琴欧洲です。

対する5勝1敗、前頭3枚目の千代大龍鶴竜もすでに2つ星を落としています。 まず旭天鵬に日馬富士の対戦です。 序盤で星を1つ落としました5勝1敗の日馬富士こちらはベテラン今場所も元気で土俵を務めています旭天鵬。 日馬富士が大関の時代に旭天鵬が勝ちました。 送り出し日馬富士勝って6勝1敗。 きょうも突き上げてどんどんどんどん土俵の中を走りました日馬富士。 運動神経、反射神経のいい日馬富士。 名古屋の土俵に旋風を起こしています千代大龍厳しい表情で土俵に上がっています千代大龍。