じぇ!だけではない東北の方言。 震災以後方言の力が見直されています。 こちらは幼なじみによる方言女子会。 方言はあるのかな?浅草のことばって。 ちょっと中途半端なんだけど鹿児島弁でやってみようかな。 リポーターはアメリカ育ちで、茨城生まれの寺門アナウンサー私の本当のルーツは茨城県水戸市、アイラブ納豆です。 注目を集めていますが中でも、じぇじぇじぇ!アナウンサーになって、茨城弁でこの駅、皆さんも見覚えあるんじゃないですか?久慈市の中心部で20人に聞いてみたところじぇ!を使う人は1人もいませんでした。
その大きな理由の1つが東日本大震災です。 沿岸部ではもともとの過疎化に加え震災で人口が減り方言が失われるおそれが強まったと指摘しています。 震災で人口が大きく減った集落の1つ、大槌町吉里吉里地区。 井上ひさしのベストセラー小説のモデルにもなったこの地区では半数の世帯が全半壊しました。 仕事を求めて内陸部へ移り住む人があとを絶たず人口は震災前からおよそ2割減っています。 こうしたことばを話す人は震災後も地区に残る高齢者だけになったといいます。 こうした時間が、震災後日々の暮らしの支えになっているといいます。
福島県の富岡町です。 この町は現在も福島第一原発の事故により4分の3が福島県内に避難しています。 福島県郡山市にある仮設住宅です。 富岡町出身といっても顔見知りばかりではない仮設住宅での生活。 同じ福島県でも富岡町のある浜通り地方と郡山市の中通り地方とでは方言が少し違います。 教えるのは富岡町体育協会の佐藤勝夫さん。 その理由は富岡町の方言による指導にあります。 富岡町から避難している人たちにふるさとのことばを届けるラジオ番組です。 富岡町から福島県外に避難した人も大勢います。
先ほど内藤さんがおっしゃったように、ことばというのは方言、平等だと思いますしお互いに尊重し合うということでそれが必要です、ただ尊重というとかたい感じで構えてしまうんですが、私はある意味せっかくの機会だから避難していた人受け入れる側もお互いの方言を学びあったらいいのではないかと思います。 アナウンサーとして入ったときにいろいろな地方のことばを聞いてニュアンスが分かるようにしないと共通語で理解できないということでは、仕事ができないと言われました。