総合診療医の武器は問診と診察だ。 笑顔と問診で病名に迫る!今回のドクターGは…それが私は大事かなと思ってます。 さあ病気の正体を探り当てるために今回 全国から集まって頂いた研修医は こちらの3人です。 将来は どんな お医者さんになりたいんですか?僕は 内科系の医師を目指していて山中先生のように笑顔を絶やさない先生になれたらなと思ってます。 村田先生よろしく お願いします。 村田先生は 文学部出身で 作家やミュージシャンを目指していたという…。 ドクターGの症例に研修医の皆さんが挑みます。
家にあった 市販の風邪薬をのんだら翌朝 熱は下がったんです。 ジャカジャン!さあ ドクターGいかがですか?脈拍は 大体 正常が60から90ぐらいなので正常なんですがちょっと はやいかなと。 それでは研修医の皆さん 疑われる病名をフリップに お書き下さい。 心筋梗塞の 前兆なんですか?分かんないですがそんな事がありました。 「大動脈解離」は体の中心を走る大動脈の内側の膜が裂け全身への血流が阻害される病気です。 突然 心臓に 取りついちゃうという事なんですか?ナトリウムは 筋肉や神経の働きを調整しています。
今回 運動中で運動して汗をかいているのにナトリウムが入ってない ただの水を飲んでしまったりすると研修医の鑑別は失神と意識障害に分かれた。 低ナトリウム血症で矛盾する点とかありました?低ナトリウム血症で意識が悪くなったりするとすぐにパッと目が覚めてまた元気になる事はないだろうなと思うと合わないなと。 意識障害を起こす 低ナトリウム血症の可能性は 低くなった。
どういう状態になった時でしょう?例えば 心臓の部屋と部屋の間に弁というのがあるんですけどもそこに よくかたまりをつくりやすいのでそれによって 一時的に入り口と入り口が 蓋をされて一瞬 頭に血が回らなくなって失神するという事は研修医たちの注目した症状はそれぞれ異なる。 片頭痛って 大体 10代とか20代で起こってくる事が普通なんですね。 じゃあ 44歳の鈴木さんは 頭の痛いのは 絶対 片頭痛ではない。 鈴木さんが片頭痛だと思い込んでいた1週間前の頭の痛み。
「椎骨動脈解離」で起きる典型的な症状が鈴木さんには見られなかった。 1週間前の頭痛を引き起こしたのは警告出血だったのか。 「くも膜下出血」って非常に大事なんですけれどもこの例のように 数日前に警告出血といってそこの 動脈瘤という血管の こぶから少しだけ チョロチョロと出血を起こす事があるんですね。 めちゃめちゃ重篤というか致命傷みたいな感じで「くも膜下出血」ってイメージがありますよね。