八重の桜(28)「自慢の娘」

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苦戦の続く中 山川大蔵が彼岸獅子に扮して 敵中を突破。 鮮やかな行軍に城内は 沸き立つが…会津存続を願う頼母は再び 容保と対立する事となった。 何としても小田山を奪還せよ!はっ!頼母様は 既に ご出陣ですか?いや あのお方がいては足並みが そろわぬ。 距離14町!距離14町!斜角10度4分!斜角10度4分!込め!当たった! 砲を元に戻せ!破損箇所がないか 調べろ!はい!早ぐ 次の弾を撃たねえと!急げ!お父様!一発 撃ち込んだからには今度は ここが的にされる。

八重様!なじょしたんです?急ぎ 殿の御座所までおいでくなんしょ。 え?大殿様が 八重様をお召しにごぜえやす。 八重様 こちらに。 川崎尚之助 妻八重にごぜえまする。 この弾は 信管から火薬に 火が移った時に爆発する仕掛けにごぜえます。 八重様。 んだげんじょ八重が鉄砲を学んだ事は間違いではなかったがもしんねえ。 その穴を開けんのが八重の鉄砲かもしんねえな。 出撃隊の人数は?朱雀二番隊 三番隊 別撰組砲兵隊ほか 精鋭1,000人。 佐川様! 佐川様!起ぎてくなんしょ! 佐川様!何だ。