クローズアップ現代「混迷する“アラブの春” 緊迫 中東情勢」

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エジプトでは、今月中旬事実上のクーデターに抗議するデモ隊を軍が強制排除。 エジプトの大統領に選挙で選ばれたのがイスラム組織ムスリム同胞団出身のモルシ氏でした。 軍はムバラク政権時代に出されていた非常事態宣言を再び発表。 今月中旬、軍は事実上のクーデターに抗議するムスリム同胞団のデモ隊を強制排除。 ムバラク政権時代と同様の言論弾圧が復活しているとして批判の声も上がっています。

とりわけ軍が、ムスリム同胞団に対して、何か脅威を感じるとか、あるいは警戒したということはあるんでしょうか?これはなかなか、ちゃんとした証拠っていうことはないんですけれども、関係者のいろんな証言であるとか、いろんなデータから、それはモルシ大統領の周り、身辺警護をする警備隊ですね、警護隊のようなものだったというふうにいわれているんですけれども、そういった警備隊の人たちですね、お隣ガザを実効支配しているハマスの武装部門から、そういったボディーガードを連れてくるっていうようなことをしてこれは到底許されないというこ

アメリカから見て、エジプトへの支援を停止することで生じるリスクはなんでしょうか?そして継続することで生じるリスクもあるのではありませんか?確実に民主化が進むという保証がないかぎり、圧力をかけても、民主化が進むという見通しはありません。 ただ、ムスリム同胞団も参加すべきだと主張するのではなく、鍵となるのは、指導者を失った多くの同胞団メンバーが、これからどう動くかといこうした理由から、アメリカはエジプト軍との関係を維持したいと考えているのです。