どうですか、東照宮来たことございますか?私は北関東茨城県出身ですから遠足とか、デートとか庭でございますよ。 「ひるブラ」リサーチ不足ですか?なんで、そんなところにお邪魔しちゃったんですか?これだけ見ると残念な感じもしなくもないんですが逆に考えると修理中だからこそ見られるものもあるんですよ。 そこで、きょうは陽明門の修理の現場から江戸時代から受け継がれた伝統の修復の技を。
江戸時代から受け継がれてきた技。 修理を担当するベテランの職人の皆さんですね。 もう修復のプロフェッショナルでございますよ。 木を保護してる?建物を長持ちさせるために江戸時代から伝わっている知恵なんでございます。 さらに、季節とか湿度によって濃さの違う同じ漆の材料そして、同じ漆の塗り方、技法や材料まですべてほぼ同じというのがこのポイント伝統の技なんですね。 この布着せをしているこの部分を仕上げるのに最低1か月かかるということで完成すると、この下のほうのぴっかぴかの黒光りのこの部分になるということなんです。
こうした見取り図を描くことで江戸時代の美を伝えていくんですね。 日光社寺文化財保存会の漆塗り部門の責任者佐藤則武さんです。 陽明門の壁の羽目板が修理のために外されることになりました。 この壁はですね江戸時代からの修理で何度か造りかえられて牡丹の浮き彫りになっていました。 白い鳥!鶴の親子でございます!江戸時代の文章には「松と巣籠り鶴」の絵が描かれていたという記録があったんですがそれが、どのような状態で残っているか分かりませんでした。