クローズアップ現代「謎のミツバチ大量死 EU農薬規制の波紋」

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ダニ、ウイルス、異常気象ストレスと並びまして取り沙汰されているのがネオニコチノイド系の農薬です。 ある農薬が、ミツバチの失踪や大量死の原因の可能性が高いと科学的に実証したというのです。 その農薬の名はネオニコチノイド系農薬。 科学的に実証できた観点はR実証できていないものはXとそれでもEUは、ことし5月ネオニコチノイド系農薬3種について、使用の規制に踏み切ると発表しました。 それらの栽培には、ほぼ100%ネオニコチノイド系農薬が使われています。

花粉なんかにも入っているわけで、例えばその花粉を巣に持ち帰ったら、ほかにあるんじゃないか、寄生虫の問題もあるんじゃないか、環境変化が影響を及ぼしてんじゃないかとか、それから人間が長いこと見過ごした遺伝的に少し変わってきちゃってるんじゃないかとか、いろんなことがあるわけですけれども、その中でやはり、農薬の疑いが捨てきれないということで、予防原則を適用したということなんですね。 そこで2010年4月養蜂家側と農家側が直接話し合う長崎県みつばち連絡協議会が作られました。

やっぱりこれは、近代社会といいますか、今の社会に必要なことで、そういう意味で、やはり関係者が消費者も含めて、この問題を議論していくと、そして、全体のコンセンサスを、その中で信頼関係をもとに作っていくということが、やっぱり欠かせないことだと思いますね。