クローズアップ現代「がん“根治”の時代は来るか~“がん幹細胞”研究最前線〜」

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今、がん治療の在り方に新たな発想を呼び込んでいるのががん幹細胞です。 つまり、がん幹細胞によってがん細胞が作られ増えていくというもので根本的な治療にはがん幹細胞を標的にしなくてはならないというものなんです。 このがん幹細胞の特性を研究し新たな治療法の開発を目指している医療の現場。 まず初めにがん治療の新たな可能性を開くこのがん幹細胞とはどのような細胞なのかご覧ください。 再発や転移のメカニズムもがん幹細胞の発見によって解き明かされようとしています。

その本丸の性質、まだまだ分からないところ、たくさんありますけど、その性質が分かってくれば、積極的に、そのがん幹細胞に特徴的な性質を攻撃する、そういう治療薬が開発できれば、非常にこれまで克服できなかったような抗がん剤に抵抗性を示すような患者さん、がん幹細胞、そういうものに対しても光明が見えてきていると、そういう印象だと思います。

まさにそのがんの幹細胞の性質を明らかにする研究は、もう世界中で展開されているわけですけれども、そういうことが分かってきて、やはり効果的にがんの幹細胞を攻撃するには、その性質をよく知る必要があると。 そういった意味では、少しずつ、これからも、やはりその性質を明らかにすることによって、より効果的に効率よくがん幹細胞を攻撃する、それが世界中で展開されていると、そういうふうに思いますね。