台風の勢力と海水温には、どんな関係があるんでしょうか。 台風と海面の水温の関係について研究している、気象庁気象研究所の和田章義さんです。 日本列島のぎりぎりの場所まで、海面の水温が高くなっていることが分かるんです。 和田さんの計算では、海面の水温が1度高いと、こうした大量の水分が生み出すエネルギーが、台風18号の勢力を強めていったと、和田さんは考えています。 さんごに生息し、栄養源となっている微生物が、高くなってきましたが、気象庁によりますと、海面水温は、東日本やきれいですね。
しかしオリンピックの直後、小笠原選手は引退を決断します。 再びオリンピックを目指すことに再挑戦を続ける小笠原選手を支えているのが、子どもからの励ましです。
どう思っていらっしゃいますか?化学兵器がご専門の常石さんは、今のこの問題を、きょうの問題を、どのように捉えていらっしゃるんですか?僕、…のほうは専門じゃないんですよね、なくすほうが専門なんですけれども、だから、今回のシリアでさっきも映像であったけども、テロリストやそんな人たちが、ああ、やっぱりサリン、使えるんだよって思って、そういうことを思い出す。 テロリストが使う兵器というのは、最小限の力で、最小限の努力で、最大の恐怖を与えることなんですね。
その化学兵器に手が出たというのは、どれほど恐ろしいことか、世界が注目した理由です。 ですが、化学兵器っていうのは、この大量破壊兵器に入ります。 なんですかね、武器とかだったら、まだ戦場の中とかでも、子どもだったり、というのも、人類というのは、この化学兵器が牙をこうやってバンとむかないように、ずっと取り組んできたんですが、そうもいっていないっていう歴史があります。 20種類以上使われまして、この化学兵器で亡くなったり、負傷した人は、130万人近くといわれています。 これは、化学兵器使うの、もうやめましょう。
徹底的に化学兵器、今度こそ撲滅するぞという思いが入っている部分をちょっとお見せします。 全人類のために、化学兵器使用の可能性を完全になくす。 アメリカとフランスは特にこれはけしからんとなって、アメリカは軍事行動を辞さないと言って、一気に緊張したというわけです。 シリアさんにこの条約に今から入ってもらって、ちゃんとした手順に沿って捨ててもらえば、戦争しなくてもいいじゃありませんかって、仲裁して、じゃあ、アメリカも、ちょっとまあ様子見ようかっていう状態に、今なっていると、こういうわけでございます。
じゃあ、そのしまってある場所は、安全な場所で、処理がちゃんとできるようなところなんですか?と期待されていますけども、ただ今回、シリアが化学兵器をやめるよといったのは、保管が相当大変になっているのかなと。
それでも、心配しなきゃいけないんですっておっしゃるのは、やっぱり放置してはいけないから?つまりここできちんと処理ができなくて、漏れがあるとか、そこから流出するってことになると、ほかの人たち、ほかの国、あるいはテロリストたちが、やっぱり使えるよね、もし本当に廃棄したいんだったら、じゃあ、アメリカさんやって、ロシアさん入ってきてやってよ、国連と一緒に、頼むよと。
実際、このシリアとかイスラエルとか、なんでノーって言ったんですか?一つはイスラエルは持ってるとはいわないんですけれども、核兵器を持ってるとみんな思ってるわけですよ。 じゃあ、イスラエルの核兵器に対する対抗力として、安上がりで、化学兵器でいくかということで、どうもシリアとエジプトは化学兵器をたくさん持っていると。 化学兵器と、核兵器とおっしゃってるのか、ちょっと聞き取りにくいんですけれども、どこが何を持っていると?イスラエルが核兵器を持って?そうですよね。
あのね、化学兵器というのは、使ったってことはすぐ分かるんですね、生物兵器っていうのは病気だから、誰かが悪意を持ってそれを使ったかどうかは分かりません、なかなか。 シリアが、まず化学兵器の種類ですとか量とか、そういった情報を申告すると、申告するとありますが、1週間以内ということで、これは実は日本時間の昨夜ですけれども、その初期段階の申告というのが初めて行われて、動き始めたと。 シリア政府、素直に化学兵器を全部申告して廃棄するかどうか問題だね。
それからこれ、産業界にも行きま常石先生がさっきおっしゃった、サリンって、最初からサリンの状態じゃなくて、AとBで持ってて、最後に合せるっていってましたね、その可能性がある物質を持っている時点で、民間企業も含めて、いろんな国にチェックしに行きます。 つまりは、さっきのツイッターの3つ目ぐらいにシリアはそう言っておいて、持ってるんじゃないのって、持つんじゃないのって、疑う方もいらっしゃったんですが、申告が正確な内容じゃなければ、完全には廃棄できない。
で、難しいのは、核兵器、生物兵器、なんてこんなひどいことをするって思うんだけども、実際にはABC兵器を開発したり、あるいはミサイルで撃ってる人は現場にいるわけじゃないから、そういう痛みを感じなくて済んでしまうということがすごい怖いところで、それよりも大量破壊兵器の1つの理由かなっていうふうにも思います。