NHKスペシャル「終わりなき被爆との闘い~被爆者と医師の68年〜」

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この番組のまとめ

長年被爆者の治療に当たってきた…4か月前の検査で白血球の異常が見つかりました。 ここ数年 MDSになる被爆者は次第に増え被爆者を 次々と襲い始めた第2の白血病 MDS。 多くの被爆者の命を奪った白血病。 今 治療を受けている被爆者は長崎でも 100人近くに上るといわれています。 45年間被爆者の治療に当たってきた…朝長さんが 被爆者にMDSが増え始めていると気付いたのは十数年前。 MDSは 一般の人にもまれに発症するため一人の被爆者がいます。

僕らが研究してきたというよりも被爆者の方が 次々白血病になったりMDSになったりがんになったりする訳ですからね。 被爆から10年が過ぎた頃広島と長崎の医師たちが当時 鎌田さんが見ていた染色体の顕微鏡写真です。 鎌田さんは 被爆者の染色体を見続ける中で白血病の特徴をつかんでいきました。 そして白血病の被爆者の染色体に23種類の染色体のうち白血病の患者では9番と22番の染色体に決まって 異常が起きていました。 原爆の放射線によって染色体の一部が切断されそれが 細胞内に増えていきます。

白血病の研究などで培われた染色体分析の技術が応用されています。 最近の研究で アポトーシスは染色体の傷が原因で起きる事が分かってきました。 染色体は 大量の放射線を浴びるといくつにも切断されます。 しかし 傷が あまりにも多いと染色体自身が 修復を諦め自らを破壊してしまうのです。 被爆者の臓器の組織に特殊な試薬を加えてアポトーシスを起こし 粉々になった染色体と見られます。 その結果多くのMDSの患者に共通してある遺伝子が放射線で傷つけられ異常を起こしている事が分かりました。