雲がこの辺に、こっちから見下ろしてる感じがあって本当に幻想的な。 きょう、私たちが来ているのは四国の真ん中徳島県三好市、落合集落です。 なんで、こんな急斜面に人が住んでいたのかと思うかと思うんですけどその理由は分からないんですよ。 分かってないんですか?ただ、地元の人に聞きますと谷あいより日当たりがいいのでいい農作物が取れるからっていうふうにいわれているんですね。 ここで、天空の里暮らしも経験する、体験することができるんですよ。 それを2年前に改修して宿泊施設にしたんです。
それにも理由がありましてやはり、この辺り急斜面なので水はけがいいのでほかのところに比べてじゃがいもの大きさがちっちゃいんですね。 井上さん、この急斜面がいいわけですか?はい、そうなんですよ。 地元では、石豆腐って呼ばれているんですよ。 でも、箸を入れてもやっぱり普通のお豆腐と比べると、かたいです。 普通のお豆腐に比べて大豆を2倍使っているので濃い豆腐なんですよ。 地元ではコエグロといってコエグロ肥料という意味なんですね。 なかなかの急斜面なのでここ、動くだけでも大変ですけども。
急斜面にとっては本当に貴重な肥料なんですよね。 それで、これを刻んで入れることによって急斜面の土地を下に流さん垣にもなるんですよ。 これ、ただ単に立っているわけではなくて斜面なので下のほうは長く上のほうは短くして立つようにしてるんです。 すごいアーティストみたいですね。 本当にね!フラワーアーティストみたいにとんとんと作ってしまってますけどこういった感じで作っていくんです。 これも斜面ならではの工夫なんですね。 そんな中で今、最盛期の今、収穫時のとっておきのものをきょうは紹介したいと思います。