今年4月 国は 希望者全員を65歳になるまで雇用するよう企業に義務づけました。 今回 番組で 企業に対して65歳までの雇用義務化についてアンケートを行ったんだ。 2000年に 60代前半の雇用が努力義務になって以来状況は ますます悪化すると指摘します。
若者と熟年世代は共感し合えないのかな?でも いがみ合っている場合じゃないんだ。 熟年世代が もっと働ける社会をみんなで力を合わせて作るべきだと考える専門家が多いんだよ。 それは 大丈夫なの?清家さんは 「若者の失業問題と熟年世代の雇用促進は長期的に見ると関係がない」と言うんだよ。 フランス?年金支給開始年齢を65歳から60歳に引き下げたんだ。 何で?熟年世代に早く引退してもらうのが ねらいだったんだ。
まず 高齢化っていうのを一つ 大きな問題として日本は抱えてますけどももう一つ 大きな問題は日本製品の国際競争力が落ちてきてるという事です。 僕 ホントワナにはまってると思っていてホントに 僕が思うのは今までの戦後的な大企業の正社員のような超保障された人生を歩まないと生きていけないという社会が間違ってるんだと思うんですよ。
結構 熟年世代に対する厳しい意見というのは止まらないぐらい出てきたんですけれども今回 番組で アンケートをとりまして65歳まで 雇用が義務づけられた事に対して企業は どんな点に 課題を抱えているのか 聞いてみました。 あと給料減に モチベーションというのはホントに 置いてもらってありがたいという事でですねそれは 多少給料は下がってますけどすごく会社から大切にされましたんでそういうところは一切ないです。
対応に苦慮してる点を 企業面からご覧になった4つですけど定年後 戻ってきた夫に対する主婦の苦慮の対応とこういうのはね あなたのそこが悪いんだと直球で言わないと。 あまり自分自身のキャリアであるとか自分の振る舞いみたいなものに対して振り返って考える機会もなく定年を迎えてしまったという方がほとんどだと思うんですね。 お茶目な熟年になれそうでしょうか?顔的には難しいんですが 少しはちょっと垣根を下げて自分で自分が変わっていく事によって仕事っていうかねそういうのに結び付けたいな。
今 企業の間では 定年後も能力を発揮してもらうために現場感覚の衰えなどに早くから気付いてもらい意識改革を促すのが ねらいです。 僕は 企業の人事部に長く いた訳ですけど自分自身も その当時ですと会社にさえ入っていれば例えば 日本の人事の進め方もやはり自分自身の専門性みたいなものも考え合わせながらハローワークの人じゃなくてやっぱりそういう若い頃から培った人脈でしか自分の事を分かってくれないんですよね。
私のお友達が お仕事を夫婦で持ってるんですけどいろんな細かい事ができないのでシルバー人材を集めた所にお電話したら 普通よりも全然 値段も安くてすごく やっぱり経験が いっぱいあるんです。 とすると 例えば お母さんがまだ ちっちゃいお子さんがいてだから どっちかって言ったら熟年サバイバルより熟年ニューフロンティアみたいな感じにした方が いいんじゃないですか。
地方では すごく多くの人が退職を機に 先祖代々の田んぼを中心に耕しながらっていう生活に戻っていて実際 田舎では 今 農民の方…農業やってる人60代が 一番多いんですけどそれ 年取ってるだけじゃなくて60で 退職になったから農業に戻るんですね。 その人たちって 別に土を相手に格闘してるんで地位も 上も下もないしやっぱり 入門でその上の人とか 長年やってる若いプロの農業者に教えてもらいながらやるんですけど東京も ちょっと 一歩出ると郊外で そういう事をしながら暮らしてる人多いんじゃないでしょうかね。