NHKスペシャル 東日本大震災▽逆境からの再出発~高齢者を支える医師の挑戦

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この番組のまとめ

超高齢化への対応を迫られる日本の医療。 そのモデルケースとして被災地が今 注目されています。 これからの医療を被災地に学ぼうとしています。 東日本大震災で 被災地の医療は大きな打撃を受けました。 こうした逆境の中から立ち上がり医療の再生を目指して被災地でもがき続けてきた人たちがいます。 武田整形外科さんという…病院がですか?この日 病院代わりに使っている高台の公民館で医療と福祉の関係者が一堂に会しました。 被災地に残された力を全て結集しなければこの非常事態を乗り切る事はできません。

鈴木さんは 自宅を津波で流され長い間 仮設住宅で暮らしていました。 陸前高田では 医療と福祉の関係者が密接に連絡を取り合い高田病院の石木さんが訪問診療に やって来ました。 極限の状況の中で 生き残った医療と福祉の関係者が力を合わせて お年寄りを支える取り組みを見てまいりました。 ご覧頂いたような医療と福祉が連携してお年寄りを支える仕組みは超高齢社会に欠かせないとしてしかし 実際は思うように進んできませんでした。

津波で 最大の犠牲者を出した宮城県石巻市の医師たちの取り組みをご覧頂きます。 仮設住宅で生活しているのは震災前は違う地区にいた人たちです。 4,000人が暮らす東北最大の仮設住宅団地です。 長さんは 前任地の長野県で患者の治療にとどまらず医療を通した地域作りに取り組んできました。 その実績を買われて仮設住宅の医療を託されたのです。 人間関係が希薄なまま急速に高齢化が進む仮設住宅。 長さんは 仮設住宅の人間関係にも目配りをしています。

被災地で起きている事は地縁や血縁という つながりが薄れつつある日本の未来の縮図でありそこでの医療は超高齢社会を生き抜くための被災から立ち直った県立高田病院には今 若い研修医がひっきりなしに やって来ます。 高田病院に来た 若い医師の一人石木さんの長女 愛子さんです。 愛子さんは 高田病院に来るまで訪問診療を経験した事がありませんでした。 愛子さんは 大学院で老年医学を学びながら高田病院での診療を続けています。 高齢者医療を 医師としての一生の仕事にしたいと心に決めた愛子さんです。