桂文珍の演芸図鑑「春風こうた・ふくた、入船亭扇辰、奈良岡朋子」

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この番組のまとめ

最近 スマートフォンっていうんですか?スマホ。 あれ あのスマートはどういう意味なんでしょうね?そして 入船亭扇辰さん。 芸人やってますと日本全国 歩かさせてもらいます。 一番は何かというと「漫才師さん あんたの仕事はいいわよね。 NHKは 特にそうなのよ。 NHKで そういう事しゃべるな。 仕事終わって 楽屋へ帰った姿は見せられませんよ。 でも 言っときますけど 奥様兄弟でも何でもないのよ。 ホント 近頃のお年寄り 元気ね。 うちは埼玉県の川口の鋳物屋のせがれなんですけど。

仙台のみそ汁が既に薄味になってる時代だから。 ♪~よく 器用 不器用なんてな事言いますがね。 器用な方になりますと日曜大工なんてえんでいろんなものを あっという間にトントンと こしらえちまう。 ところが 器用だというのと本当に腕が優れてるというのは大変な違いがあるんだそうですが。 「それから おじさんあの~ あたい これから布団屋さんへ行って布団 借りてきますんで右の方 見ていきますと虎屋っていう大きなうちがあります。 仙台一の旅籠なんです。

広瀬川へ流れておりますんで」。 「広瀬川へ。 いや だけどね おとっつぁんこれで 奉公人の一人も置いた方が商売がしやすいんじゃないのか」。 奉公人も大勢おります。 と 2階のお客様同士 喧嘩が始まりまして私 止めに上がりましたが荒れております。 それから 半年ばかし致しまして手前ども一軒 置いて 隣に『卯兵衛 お前 伜の体見てやった事があるか?うん? いや~ お前の腰の抜けてるのは知ってる。 それからは もう何から何まで生駒屋の世話になっておりました。

何だ こりゃ?『飛騨高山 甚五郎作 福鼠』。 え? 名人の甚五郎先生の彫ったもんだってよ。 さあ 噂が噂 呼びまして10日も致しますと朝 鼠屋さん表の戸を ガラガラ~ッと開けるとお客様が2列に並んでダ~ッと この行列が仙台から水戸を通って江戸まで続いたってんですから。 これに引き換えて 前の虎屋悪い野郎だって評判が立ちますとお客様が一人も来なくなった。 これから 飯田丹下という仙台公お抱えの彫り物師。 甚五郎が鼠屋へ鼠彫りまして それがためにお客様 お泊まり頂けませんで。

例えば 宇野さんなんかは演出も 演者の方も両方なんでしょ?その教え方ちゅうか演出の仕様というのは随分 参考になりましたか?それで 役者 宇野重吉という人はホントに優しくて「違うよ。 で 私が演出家 宇野重吉に出会ったのは「イルクーツク物語」っていうソビエトのアルブーソフさんのお書きになって日本で初めてソビエトの芝居 現代劇を宇野さんが演出なさったんです。