クローズアップ現代「フィリピン巨大台風の衝撃」

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この番組のまとめ

今月8日フィリピンを直撃し壊滅的な被害を与えた巨大台風。 最大瞬間風速90メートルの猛烈な風。 現地からの報告と最新の研究から巨大台風の脅威に迫ります。 巨大台風がフィリピンを襲ってから10日がたちました。 今回の台風では、最大瞬間風速が90メートルに達したと見られています。 今後、地球温暖化が進めば日本にも将来このスーパー台風が襲ってくる可能性があると指摘されています。 レイテ島のタクロバンで家族8人で暮らしていたモナリザ・アンティボさん。

台風の被害があまりにも激しく、かつ被災した町や集落は、フィリピン中部の極めて広い範囲にわたっているため、特に高さ4メートルともされる高潮に襲われ、犠牲者の8割が集中する、レイテ島の東海岸沿いの地域では、がれきの除去も進んでおらず、遺体の収容さえ終わっていない所もあります。 またタクロバンでは、各国の救援チームが相次いで医療支援の活動を始めている一方で、そのほかの地域は、3日前からタクロバンで医療支援を始めていますが、今後、台風の研究がご専門の、名古屋大学教授、坪木和久さんです。

さあ、それでは巨大台風が日本を襲うと、中でも研究者が注目するのが今世紀後半に発生するとされたスーパー台風です。 東京を直撃するスーパー台風は東京湾で発生する3メートルを超える高潮は防潮堤を乗り越え沿岸部に甚大な被害をもたらすおそれがあります。 国は、スーパー台風が東京に上陸すると報告書をまとめた河田惠昭さんは、住民一人一人が行政の出す避難情報に、より一層注意を払わなければならないと訴えています。