クローズアップ現代「シリーズ模索する中国(1)民衆の不満はどこへ」

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この番組のまとめ

習近平国家主席は格差の是正や腐敗の撲滅を強く打ち出し、大衆の不満の解消に力を入れてきました。 新指導部の長期的な政策の方向づけを行う重要な会議。 しかし、ここ最近こうした店の多くがことしに入り、指導部が特に力を入れて宣伝しているのがすべては大衆のためであるという大衆路線です。 時には、習主席みずからが指導に当たり幹部の腐敗撲滅に取り組む姿勢を強調しています。 大衆路線を強く打ち出す習主席。 王さんは、指導部の掲げる大衆路線に違和感を感じています。

そんな社会でビジネスをしようと思うと国内、そして日本、欧米韓国のビジネスマンも今、一生懸命、習近平政権は大衆路線をアピールしようとして農村の重視あるいは大衆のためにいわば復古的な政治キャンペーンを行っていると聞きますけれども一般の人々は、どのようなまなざしで見てますか。 いくら役人が自己批判文を書いたところで国民に対する姿勢は絶対に変わらないということを知っているからです。 しかも、その自己批判文にはノルマがあって、文章全体の4割以上を自分の欠点で埋めなければならないのです。

政府は一生懸命管理を強化しようとしていますけれども政府の管理強化には限界もないのでしょうか?現在、政府はインターネットへの監視を強めています。 今の中国この問題が山積している中国と向き合いながらこのすごいパワーを持った民衆の力というのはどう使われるべきでしょうか?きのう発表された政府の決定文書をざっと2回読みました。 政治改革へ向かう潮流が強まる機運は感じられますか?中国社会のこれまでの歩みを考えるともう後戻りはできません。