島耕作のアジア立志伝 スペシャル報告 ニッポン新戦略のヒントとは?「第2部」

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この番組のまとめ

一方 多くの日本企業は設計から製造全てを自前で行うあえて自社製品で全部作るという やり方だと非常に コストが高くなってしまう。 従来の常識を変え設計専門の企業 「ファブレス」と製造専門の企業 「ファウンドリー」で分業する仕組みだ。 半導体の設計だけに特化したファブレス企業だ。 当時 日本が アメリカを抜き世界市場を独占していた半導体産業。 工場を持たないまま設計のアイデアだけで勝負しようという半導体のベンチャー企業が産声を上げ始めていたのだ。

水平分業で世界を変えた モリスは下請けとしての誇りと時代を見通す 明確なビジョンを持っていたと言います。 しかし 水平分業を導入し世界競争に打って出ている日本企業も出始めています。 基本的には やっぱり水平分業の場合は開発時間を短くできて早く マーケットに出せるというような強みがありますしあと やっぱり途中で何か修正する時に修正が利きやすいっていうのはありますよね。 日本企業の技術力を生かしたモノづくりにはやはり 垂直統合が欠かせないと考えています。

規制も多いし 既得権益を守ろうとする連中とも機体には「Now Everyone Can Fly」。 トニーが 格安航空会社の設立を志すきっかけを つかんだのは37歳の時。 マレーシアの航空産業は 許認可事業。 航空会社を設立したいんです。 しかし 我が国には既に マレーシア航空というナショナルフラッグがある。 でも ライセンスがなければ航空会社はできません。 我が国には経営困難に直面している弱小航空会社がある事を君は 知らないのかね?エアアジアを買収し 格安航空会社の運営に乗り出したトニー。

政府は マレーシア航空には国内線のうち 19の幹線だけを残し残りの 96の路線は全て既得権益を打ち破った トニーの強い意志に 感心したと言います。 「じゃあ やれるならやってみたら」 みたいな話でひと言で決まる シーンがありますけども既得権益を乗り越えたトニーの手法を評価する専門家もいます。 これまで 品質管理が徹底していなかったからその後 張は従業員の意識を変えるため独自の人事改革を推し進めた。 自主経営体とは まさに市場と直接 向き合う組織である。 迅速に行動できる2,000もの自主経営体を作った。