日本の話芸 講談「赤穂義士銘々伝“倉橋伝助”」

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この番組のまとめ

♪~総領を帯刀 次男 金三郎。 次男 金三郎 文武両道兄 帯刀に勝ること 数段。 上総の長南…取っといておくれ」と…。 『上総の長南 いま一度だけなら訪ねておいで』あの痣の源太さんの言葉に甘えて身の振り方をつけてもらおうか」と本所から 葛西 中山の八幡と順に 道を辿りまして上総の長南に入りましたのが夜の四ツ。 訪ねる人がありまして昨夜 遅くこの上総の長南に着いたばかり」。

妙な事が縁となりましてこの金三郎碇床 権次の家のまぁ 居候になりましたがこれが 実にクルクル クルクル よく働きます。 な~ お前毎日 この辺りは 歩いて見物し尽くしたんじゃねえかい?ええ?端はな 婆さんから焙烙の古くなったのを借りて焙烙の けつだと思って やれ」。 はばかりながら後ろ盾は 碇床 権次様。 あのなぁ 今日は もう 仕事休みでかまわねえから。 な?じゃあ まぁこんな話をするのも なんだけどほれ 横丁のお梅坊な あれが 毎日…。

「どうだい? 金公あの お梅坊と夫婦になってさぁこの 上総の長南 松 杉 植えてやっちゃいただけねえかな~?いや。 譲るもんといっちゃ何も ねえけれどさぁ俺たち 年寄りは若夫婦が出来たから 楽隠居そんなつもりは 毛頭 ねえよ。 な? どうかお梅坊と夫婦になってさぁこの碇床の跡継いでもらいてえと年寄り二人がこうして 頭 下げて頼むんだ。 あ~ だったら なおの事江戸へ行ってな親孝行しなくきゃ 嘘だ。 私 お二方のお言葉を聞いておりまして江戸へ帰る事を諦めます。