冬の日本海福井県は若狭湾の幸といえば皆さんご存じ ズワイガニにぷりっぷりの甘エビなんですけれども今日の主役は そのどちらでもなくこの魚!福井の人 一押しなのが脂ののった刺身。 お父さんの昌彦さんは一夜干しを ほぐしてカレイ踊りを見せてくれた晃聖君の御飯に。 あ~ いいねぇ!新鮮なカレイを使って妻の美智子さんに刺身を作って頂きました刺身は 地元でも なかなか味わえないんだそうですよ半分は 皮付きのままにするのが地元風また違うから。 越前町の方 本当にカレイがお好きなんですね。
網では カレイ以外に同じ若狭湾の海底に住むカニやエビも狙います。 カレイが砂まみれになったり入る数が減ってしまうんです荒井さんが頻繁に確認しているのは 速度計。 1.3kt 時速2.4kmを目指すんですが…数字が ころころ変わっているのが分かりますか?速度調節 至難の業です遅いわ!「はぁ…」じゃないよ!いよいよ 200mの海底から網を引き上げていきます。 越前がれいはこのような制約があるためその多くは 一夜干しや加熱用として水揚げされますカレイと似ちゃってんじゃない。
そのうち 刺身用の生きたカレイは僅か10匹だけ。 生きたカレイを持って帰ってくるためには港に帰ってくる時間を逆算して網を入れなきゃいけないから漁師の皆さんすごく気を遣ってるんです。 本当に厳しい漁だったんですけど冬の若狭湾というのは荒れる事も多いので一週間に1回行ければいいほどだったんですよ。 これ 内臓は どこら辺に?カレイの肛門は どこにあるかというと ここにあります。 ほんとはね これね キッチンバサミで切ってもいいんですよ。 薄塩して 本当は5分ぐらい置いた方が いいけど時短だから 今日はね。
福井県沖の海の環境について詳しい 大竹臣哉教授です。 海底耕うんの効果を聞いてみると…浮き上がらせる事が できます。 するとそれを餌とするプランクトンが増え…耕して酸素を混ぜ込めばそれを 防ぐ事ができるんですいや~ すごいね。 そして 小さなカレイも この網目の大きな所から 外に出ていくので。 そうすると カレイはカニと触れる事はないので傷ついたりとか うろこがめくれたりする事もなく小さなカレイもちゃんと残してあげるので資源保護に役立つと。 カニを保護して鮮度の良いカレイが取れると。