クローズアップ現代「仮想通貨 VS 国家 ビットコインの衝撃」

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この番組のまとめ

国家への不信が高まる中新しい通貨・ビットコインに人々が殺到したのです。 インターネット上で今、これまでの概念を覆すビットコインという新しい通貨が存在感を増しています。 1ビットコインが10万円を超え受け取った授業料が1500万円相当になっていたのです。 ビットコインは通常の通貨と違い価値を担保するために発行量が上限2100万に制限されています。 中国では、急増する中間所得層がより高い運用益を求めてビットコインに投資。

まず基本的なことを伺いますけれども、通常の通貨とビットコイン、決定的な違いはなんですか?通常の通貨というのは、中央銀行が発行して、政府の裏付けがあるわけですね。 ところが、このビットコインというのは、政府の裏付けはありませんし、中央銀行が発行したのではなくて、インターネット上のどこかで発行されたものが、なぜか受け取られていると、そこが大きな違いです。 ビットコインには政府の裏付けがありませんから、何かあったときは自分の責任ですよと、それを承知の上で使ってくださいと、そういうメッセージだと受け取っています。

去年10月FBI・アメリカ連邦捜査局にそれがビットコインでした。 さらにクリスティン准教授は全世界のビットコイン取り引きのうちこの闇サイトでの取り引きがおよそ1割を占めていたことを突き止めました。 アメリカでは、上院の公聴会が緊急に開かれ、ビットコインが麻薬取り引きだけでなく、犯罪で得た収益を隠すマネーロンダリングの新たな手段になっているという指摘がありました。