クローズアップ現代「徹底追跡 精子提供サイト」

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この番組のまとめ

医療機関を介さず個人で行われている精子提供。 生殖補助医療技術の進歩により卵子の老化や男性不妊で子どもが欲しくても産めない人々にとって子どもを持つ選択肢が広がっていますが今夜お伝えするのは感染症のリスクが高く生まれてくる子どもの権利が侵害される可能性の高い水面下で行われている精子提供についてです。 精子の提供は法律上結婚している男性不妊の夫婦に限定され感染症の潜伏期間を考え凍結保存したあと感染症のチェックを徹底してから提供が行われます。

コウイチと名乗る提供者が女性に提示しているという感染症の検査結果を見せてもらいました。 今夜は日本生殖医学会理事長で、慶応義塾大学医学部教授でいらっしゃいます吉村泰典さんと、そして取材に当たりました、報道局報道特別報道チームの板倉記者と共にお伝えしてまいります。

例えば、不妊症の夫を持つ女性の場合ですと、ここからも、精子の提供を受けて生まれた子どもだと知った場合の子どもさんの衝撃というのは、やっぱり考えていかなければいけないと思いますし、学会では、提供者は10人までとすると、妊娠する数をちゃんとチェックしておりまして、10人までとするということにしているんですけれども、どれくらいの子どもさんが生まれているかということも分からない。 そういったことも考えていかなけアメリカでは医療機関だけでなく個人の精子提供者にも国への登録を義務づけています。