日本の話芸 落語「竹の水仙」

戻る
【スポンサーリンク】
04:34:40▶

この番組のまとめ

♪~「お父さんはな 8月の4日屋久島一周を走ってくるよ」。 「何なの? 急に その屋久島って」。 一番マムシの出る時間帯じゃ」。 「フルマラソンは何回ぐらい 走ったの?」。 「あんた ばかか?1回目の初マラソンの時はスタート地点が分からないの。 8時間台で参加する方々は冗談まじりのランナーが多いんです。 隣 見たら こんな太った若い女の子が2人看護婦さんの白衣を着て点滴 ぶら下げながら走っとるんです。 「なめてるな~ フルマラソンを」。

今は 87歳になられてふるさとの秋田県の田沢湖のフルマラソンを走ってらっしゃる。 ある大名が 左 甚五郎ともう一方 甚五郎と同じぐらいの技を持ちます大工さんに鼠を彫らせます。 まぁ 名人 甚五郎の事ですからもう ちょっといい宿に泊まってもよさそうなもんですがこの方は 至って偏屈者。 「チョイト~ッもう チョイト チョイト チョイト チョイト〜ッ」。 「うるせえな朝から チョイト チョイトって。 チョイトを売って歩いてんのかよ。

「贅沢三昧しやがってさぁ第一 贅沢できる身装じゃないよ あの格好は。 「何? あれほどの贅沢三昧をさせてもらって空っけつですか?どうするんですか?」。 名人 左効きの 左 甚五郎がコツコツ コツコツ コツコツコツコツ コツコツ コツコツ コツコツ。 夜通し 桶の水に挿し込んでありました 竹の水仙がパチンという小さな音をしたかと思いますとフワッと花が開いて 何とも言えないいい香りが漂って参ります。 しばらく ジッと竹の水仙を見ておりました違いの分かる男 細川公「駕籠を止めい」。 「大槻玄蕃 大槻玄蕃」。

そうじゃな~ 他の大名であればもう少し 高く売るというところであるがな相手が越中であれば2百両ぐらいに まけとこう」。 「『越中守様であれば』…。 『ん百両』」。 「何?『他の大名であれば もう少し高く売るというところを相手が越中守様であればこれだけだ』と指を 2本 出したか。 竹の水仙売ってくれんであろうか?』と必ずや 頭を下げに 帰ってくる」。 万が一売り切れておった場合には大槻玄蕃 役職上の咎めじゃ『その場で切腹』を言い渡す」。 大槻玄蕃 真っ青になって裸足で駆けだした。