王様の跡を継ぎこの国の王となるべきは世子様しか いません。 ヨニン君も また 王になるしかないと思っております 王様。 王妃様に ご挨拶申し上げたい。 あの怖い目で 王子様をにらみつけてるんじゃない?王妃様に ご挨拶申し上げます。 何としても ヨニン君様を追い出すつもりでしたが 淑嬪がよもやあのような計略を巡らすとは思いもせず…。 内禁衛の演習視察に講義数日間の日程をすべて 取り消すそうです。 だから世子様に対する逆心と取られかねないのでは?いや 王様は 淑嬪様の事を誰よりも ご存じだ。
次は淑嬪様に会われるのですか?しかし 急に会議を招集なさるとは一体 どのようなご決断をされるのだ?そうだ。 淑嬪様を宮殿から出されるのですか?しかしながらそうなさる理由は…。 どうなってるんだ?淑嬪様をなに… どこに追い出すだって!?宮殿の外の イヒョン宮。 どこの どいつだ!?そんな ひどい事をするのは!畏れ多くも 淑嬪様を追い出す!?王妃様だ そうだろ? 間違いない。 淑嬪様の イヒョン宮行きの準備を命じられました。 自分の境遇を嘆くあまり怒りの矛先を 罪の無い淑嬪様とヨニン君に向けていたのです。
それなのに 淑嬪様はヨニン君と 淑嬪様を狙った母上のことを お許しになった上その母の息子である私をいたわって下さいました。 これ以上事が大きくならぬよう手を貸してくれぬか?一体 何があったのですか?なぜ 淑嬪様がこのような目に遭うのです?理由があるのだろう。 淑嬪様。 どんな噂だ?淑嬪様の側近である 我々も朝廷から 追放されると。 ソ・ヨンギ様にすら会おうとなさらぬとは きっと王様は 淑嬪様の意図を誤解されたのです。 恐れ入りますが 淑嬪様にそのような事を言わないで下さい。
どうして 何も聞かぬのだ?なぜ そうして 黙っている?ですが 先ほど 王様に会い王様の目を見たとたん私が考えていたより ずっと厳しく容易ならぬ事だと感じました。 余が 王位を退き世子を王位につかせたら無事 ヨニン君は 世弟となりですが 王様… いいのですか?王位を譲るなどと おっしゃって…なぜ そのような…。 王様のご決意は 固い ご様子でした。 王様が 王位を退くなど…。 ですが 王様主治医の診察は お受け下さい。 そうして下さい 王様中へ お入り下さい。 清国の密使が温陽に到着しました 王様。