琉球王朝時代から600年以上の歴史を持つまさに伝統の美なんです。 全国にもかすりはあるんですけどもこの模様が琉球かすり独特のものなんですね。 きょうは600年以上も愛されている琉球かすりこちら町の職人さんたちの姿を通して見つめていきます。 なぜ600年以上たった今でも琉球かすりが愛されているのか。 この琉球かすりというのはあらかじめ部分的に染めた糸を織って模様を作るんです。 時代を感じさせないデザインなんですけどもきょうは、その職人技をこちらの工房で拝見させていただきます。
この長い糸がどこに模様がくるかっていうのを全部計算して場所も決めるわけですからね。 琉球藍という沖縄伝統の藍を煮て色を染めてるんですね。 模様が描いてあると思うんですけど琉球かすりというのは独特な模様が特徴の一つなんです。 実は身近なものであったり沖縄の自然そういったものがこの模様に描いてあるということなんです。 この模様も600年以上も変わらないということで今、奥さんたちが仕事の真っ最中ですね。
よく見ると同じイチチマルグムーであるとかトーニーとか、そういうものが戦前のころから家族で工房を営んで30年以上機織りをしていらっしゃいます大城トミ子さんに伺います。 町の職人の人たちが共同で使う作業場なんです。 今、職人同士の結び付きそして、町にとけ込んでいる琉球かすりのことをお伝えしてきたんですけど作業場というのもさとうきび畑のとこにありますが。