王妃様はチャン殿に従いこれを使って世子様を殺害せんとした罪人を捕らえよと命じた。 その罪人とは 他でもない チャン・ムヨルそなたの事だ！そのような内旨標信を下すものか！嘘だ！ 違う ありえない！王妃様はそのような命令は下さぬ！絶対に違う！ 偽物だ！そうではない！王妃様。 チャン・ムヨル！ 逆らうでない！王妃様！見苦しいぞ！今 事の経緯を調べているところです。 どうか ご理解いただけませんか？せめて 数日お待ち頂けませんでしょうか？王妃様。
淑嬪様 どういう事ですか？チャン・ムヨルの意中を察してわざと 重臣たちの兵を？そうです。 都事 それは一体 どういう事なのだ？チャン・ムヨルがすべての兵を掌握した時チョンスにいさんに あの男の動きが怪しいと伝えました。 だが 親衛隊の兵は 今宮殿の外にいる。 王室の精鋭部隊である親衛隊が ひそかに動けるという事ですね。 もし チャン・ムヨルが我々の関与を白状したらこちらも おしまいではないか！とにかく 関与を示す証拠を消しておくべきでは？急がねば。
はっ！王様のおなり！私は 決して 世子様を殺そうとなど していません。 その罪に兵曹判書 カン・モジュ判義禁府事 イ・スンギュは企てに加担した罪人 すべて流刑にしたうえで毒薬を与える。 かつて賤民だった側室の子が王位を継ぐ？世子が 王位につけば生き残れはしない。 はい 王様。 王様 絶対になりません！今の状況では やはり 難しいかと。 何だ… では そなた 王様のご意志を知っていたのか？はい 王様は すでに そのご意志を淑嬪様に伝えておられました。
それでは 王妃様はヨニン君に会いにいらしたのか？はい 淑嬪様。 心を決めるとは…何を決められるのですか？王妃様。 ヨニン君を王妃様の養子にですか？そうだ。 そのような決意を？王妃様が ヨニン君のために？この座にいるのだ。 心の声王妃様。 王妃様の ありがたい お気持ちにどう応えれば よいのでしょうか。