♪~非常に びっくりをするもんでございまして私の商売上のお友達だったらばそれは そういう映像に映るというのは「あ~ そうか」というふうに分かるんですけども全くの素人でございましてどういうふうな状況かといいますと民放のほうに ございます あの「なんとか鑑定団」てぇのがありますよ。
エ~イ 6百両って訳にいかねえかもしれないけどな半値の 3百両だって くりゃな江戸へ戻って 借金 返して楽に 遊んで暮らせらぁな。 「ああ~ それでもってねちょいと 町外れだけどさ一軒 借りてね そこで男所帯じゃねえけど いろいろと所帯道具 集めてたんだけどさ男ってぇな いけねえな~。 いや いや いや いやあなたはね 江戸の方であの人 茶屋金兵衛さんといって茶金さんつってましてね「そうしたらね6回 首を ひねった。
「何を言って あなた3両だ 油の道具でもって…それね 6百両する品物ですよ。 「おっ 駄目 駄目 駄目だよあんた そんな乱暴な事をそんな事したら私ゃね お上に訴える」。 無理やりこれを ひったくるってぇと3両と 油の道具を置くと…。 それから3日ばかり経ちましてねええ 木屋町の茶金さんの店の前でございます。 茶金さんじゃなきゃ分からねえ価値だから ね?お前さんじゃ 無理だから」。 「私も もう ここで 茶金の所の番頭をして何十年でございます。
「あ~ いやね 茶金さんね私は 別にねで 『茶金さんに見てもらいてえ』てったら ここの番頭がね『私で大丈夫だ』って。 「何をって これ 茶碗これ 6百両するの。 それで 3日前 3日前 ええ?音羽の滝の掛け茶屋でさちょいと その時を思い出してくれませんかね。 「うん? 3日前?音羽の滝の掛け茶屋で?」。 私はね 江戸の者だよ うん?ちょいとね 借金があってねなんとかして江戸に戻れると思ってね3百両ぐらいでもってまぁ ええ?何とかできねえかと思ってそうしたのにさ~。