今、中高年の間で覚醒剤の乱用が広がっています。 覚醒剤に手を出す若者が減る中で密売人が中高年を狙い始めているといいます。 覚醒剤の乱用が中高年の間に広がっています。 家庭もあり社会的立場のある中高年がなぜ覚醒剤に手を出してしまうのか。 そんな松原被告が覚醒剤に手を出した経緯が捜査関係者などへの取材で明らかになってきました。 覚醒剤に手を出してしまう中高年。 一方、中高年が覚醒剤に手を出しやすい環境も生まれているといいます。
若者が一方で、覚醒剤から離れている、検挙者数から見ても、乱用が収まっているような状況がありますので、こうして入ってきた覚醒剤が、今後、さらに中高年のほうに近づいていってしまう危険性があるとして、捜査当局は警戒を強めています。 その調査によりますと、なんと覚醒剤患者の90%の方々は、30歳になるまでに、すでに覚醒剤を経験しているんですね。
その脱法ドラッグが引き起こしつつある新たな覚醒剤汚染の実態です。 こうした脱法ドラッグの出現で増える事実上の覚醒剤乱用者。 専門の医師は新たな脱法ドラッグのまん延が覚醒剤汚染の広がりにつながっていると警鐘を鳴らしています。 脱法ドラッグによって生まれつつある、事実上の覚醒剤の乱用、これをどう食い止めていくのかということが、今、重要な課題といえると思います。