子どもや若者の場合介護と学業の両立ができず進学で不利益を被る。 これから社会に出るために必要な学力やスキルを身につけなくてはならない若者であると同時に大切な家族を介護する介護者であること両方を意識した支援が求められているわけですけれども介護に追われる若者の実態は見えにくく適切な支えが届いているとはいえない状況です。 可能なかぎり住み慣れた生活の場で安心して暮らす社会を目指すという方針が打ち出され家族による介護が結果として今以上に求められ子どもや若者たちが介護の担い手になることが増えると見られています。
もともと介護している人っていうのは、わりと見つけられにくいんいっぱいいっぱいだなと思って、客観的に見ると支援が必要なんだけれども、本人が気付いていないということや、例えば親を、お母さんと2人で半分半分見ていても、補助者っていうふうに見られてしまうとか、社会的な手続きに行っても、お母さんと一緒にいらっしゃいって言われてしまったり、なかなか介護者として見てもらえないっていう特徴があります。
だから日本でもやっぱり、子どもたちが安心して話ができる、信頼ができる、頼れる大人がいるとか、あるいは自分の体験が自分だけじゃないっていう、そういう話ができるような、今、結構、学習支援はボランティアの人もやってますけれども、また日本の場合は、地域包括センターが全国にあって、ケアマネージャーの方が介護、どんな介護が必要かということで、きちっと見守っている体制があるのかなというふうに思ったんですけれども、こうした介護者を支えるシステムが、非常に弱いというのはなぜなんですか?介護保険制度はもともと、要介護者の人の