総合診療医 ドクターG「腰がすごく痛い」

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この番組のまとめ

今日はどんなカンファレンスになりますか?スタジオがERであると思ってカンファレンスを進めていきます。 ERでは 生命の危機に瀕した患者に まず救急処置をする。 一番嫌なのは「大動脈解離」であったりとか命に関わるような疾患をまず除外したいなと思います。 福田先生 どうですか?大動脈解離は 体の中心を走る大動脈の内側の壁が裂け全身への血流が阻害される病気です。 他に どんなのが ありますかね?福田先生 どうですか?妊娠可能の年齢の女性なので…そちらの方を病歴から聞いてみて可能ならば 妊娠反応をとってみたり…。

本当に 患者さんが危ない状態で会話ができない時にはこれを いかに早くやって 原因を探す というのが大事なんですよ。 ところで 好味食品のイベントの資料先方からの要請はちゃんと入れ込んである?それ以上の提案をしたいと思います。 入社2年目の社員に イベントの企画を任せていたんですがなかなか はかどらなくて…。 えっ? ああ はい!仕事に慣れず 苦しんでいた部下の企画が 初めて通ったので久しぶりに飲み会に つきあったんです何となく体調が良くなくて…課長 大丈夫っすか?あっ… 大丈夫。

彼女がですか?偶然に ああ見えたけど気を失ってたんじゃないかな…のように見えたから真下君を責めちゃいけないなと…。 研修医の皆さん 病名を書き終えたようです。 それでは 福田先生から病名 挙げてって下さい。 研修医が挙げたのは…まず 福田先生 「硬膜外血腫」の病気の説明をして下さい。 やっぱり前日に男性を抱えたという外傷に近いような病歴があった事とあと診察上で 椎体に場所としては一致する痛みがあって疑いました。 急性すい炎として合いにくいなと考えるのは後頸部痛 後頭部痛が前日にあったという事。

頻度と どういう人に多いのかというのは 実は すごく大事で病名 並べるだけじゃなくてこの患者さんの…急性腰痛症で 救急車 乗ってきて「死ぬ死ぬ」って言う人いますよね。 急性腰痛症じゃなくて 神経所見があったら 何を考えるんですか?ヘルニアは神経 圧迫しちゃうんですがそしたら痛み どう鑑別しますか?脚を伸展してあげると…。 これまでのカンファレンスで さまざまな病気の可能性が考えられたが…最近…いいえ 変わっていません。

「椎骨脳底動脈」という 頭の方栄養する血管があるんですがそちらに解離が起こる…。 脳を保護するくも膜と軟膜の間にある血管が破れ出血する病気で突発的な激しい頭痛を起こします。 椎骨脳底動脈解離ってどうですか?腰 痛くなりますか?ならないです。 くも膜下出血って頭痛くなって 腰痛くなる?髄膜は 脊椎の中の髄腔を通り腰まで つながっています。 くも膜下出血を起こすと血液が腰まで下がり炎症を起こす事があります。 まずは くも膜下出血を疑い単純CTを撮る。