桂文枝の演芸図鑑「チャーリーカンパニー、鈴々舎馬桜、片岡愛之助」

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この番組のまとめ

しかし あれですね…私も ずっと まだまだ 若いと思ってましたですけども自分でバランスをとるように出来てるんですね。 それで お前香典は集まらないしお清めに用意した酒は余るし料理は残っちゃうし。 今日 うちね食べ放題 飲み放題なんですよ。 食べ放題に 飲み放題? いいね。 しかも それ 食べ放題です。 そのほかに 日本酒 ビール ジュースウーロン茶 しょうゆ 飲み放題です。 飲み放題 食い放題。 あとさ カラオケも歌い放題?カラオケですか?そうだよ。 カラオケは ないんですけど棺おけなら ありますけど。

ホウジャカ ヌワジャカ ナンナンジェ~…」って。 あ~ あんの?あの 坊主頭の男の人が歌い終わりますと司会が 「合掌」って言いますのでその時 全員で合掌して頂きますから。 あ~ 未亡人の事ですか?何? ママ 未亡人なの?おります なりたて ピチピチが。 ちなみによ今日 どんな格好してんだ?今日はね 着物 着ております。 よし じゃあな 俺 その未亡人ドッカン ドッカン 笑かしてやるから行こう!ちょ… ちょっと待って下さい。

また 床の間の掛け軸結構なものが掛かってますな』これぐらいの事を言いなよ」。 仮に 往来で知ってる顔に会ったら『しばらくお会いしませんけどもどちらかへでも お出かけで?』先方も そうだな…『商用で南の方へでも行っていた』と言ったら『道理で お顔の色がお黒くなった』これぐらいの事を言っときな」。 しかし あなた様なんざ元が お白いんですから故郷の水で洗えばまた 元どおり白くなります』向こうだって悪い心持ちのもんじゃないよ。 相手が45って言うとよ『45とは 大層 お若い。

総体を見回しますと先年 亡くなりましたおじい様に似て長命の相がございます。 じゃあ これから町内 ぐるっと回ってね下地作って 改めて来ますからねどっちかって言うと 私はね冷やより 燗の方が好きなんですよ。 あっ 向こうから伊勢屋の番頭さん来るよ。 お~う そこ行くの 伊勢屋の番頭さんじゃありませんか!」。 「おや どうしました?町内の色男」。 親戚に婚礼があってさ祝儀 届けて 出銭で弱ってんだ」。 失礼ではございますが 番頭さんあなたのお年は おいくつで?」。

「ハハハッ! おら 祝儀 届けて弱ってる」。 「何だいって 今日は ちょいとね子ども褒めてね一杯 ごちになろうと…」。 「ハハハッ。 総体を見回しますと先年 亡くなりましたおじい様に似て…」。 「アハハハッ 悪かった。 「ジャワスマトラは南方だってんで。 今日で 生まれて 7日目」。 「半分だ?ちっともお世辞になってねえや」。 「ああ そう? …あら?この 何? 赤ん坊のとこに何か 短冊があってこれは 辞世の句か?」。 辞世の句なんて縁起の悪い事 言うなよ。

部屋子っていうのは 特別待遇で師匠 ご存じでしょうけど普通の いわゆる今 おっしゃいます三階さんと名題さんがありましてその名題試験に受かって披露すると 名題になりましていわゆる 7~8人部屋に入れて頂いてそこで 初めて 名題になってセリフが頂ける訳なんですね。 そこで 部屋子になりましてその時 やはり 兄弟子がたくさん いらっしゃいましていろんな事を教えてもらいましてそこで 千代丸という名前を頂いたのが十三世の本名が片岡千代之助でしたのでこの 「千代」というのを頂いて千代丸と。

いや~ あれは 感服…感激 感動しましたけども若き日の仁左衛門さんがやっておられた…?そうですね 当たり役として。 実際 やっぱりあんまり跳んじゃうと格好悪いので いかにも 跳ばなくバシッといってそのあと すぐ バ~ッタリと見得を切らなきゃいけないので。 それがまた 歌舞伎へ返ってきて勉強になる訳ですよね。 いわゆる 映像 歌舞伎以外の舞台に出させて頂いて非常に刺激もありますし役者として勉強になりますね。