木曜時代劇 吉原裏同心(4)「年季明け」

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この番組のまとめ

幼なじみの神守幹次郎殿は私 汀女を 乱暴な夫の手から救い出してくれました。 3年の旅の果てに 江戸・吉原で剣の腕を見込まれた幹次郎殿は吉原裏同心として勤める事になったのですし~じみ〜!ありがとうございます。 幹次郎殿と私は吉原での暮らしにもようやく慣れ穏やかな日々を過ごしておりました♪~心中だって!?そうなんです!誰が心中をしたんだ?吉原で心中と言やあ客と遊女に決まってらあ。

あっしが 栄蔵でござんすが吉原のお方が どんな御用で?ここにいる幸助という職人の事です。 幸助? まあ 確かに前には そんな名前のやつはおりやしたが断りもなしに3日も仕事を休みやがったんで暇を出しちめえました。 大工ってのは断りもなしに仕事を休むなんざ金輪際 あっちゃならねえこった。 何だい 吉原の女は男をだますのが仕事だと?あっしは本当の事を言ったまでだい。 俗世間を離れて山の中で暮らす人にとっては歳月など 無縁の事という意味です。 その点 薄墨太夫は稼ぎが違うからそんな苦労は ないんでしょうね。

何者?神守幹次郎と知っての事か?問答無用!何者だ!?そうか。 あいつが 喜兵衛だ。 あっしはね神守様と ご新造様が羨ましい。 何?3年前の春に江戸に参りましてね小間物屋を始めたもののうまくいってないようです。 江戸にいない喜兵衛にこの証文が書ける訳がない。 ウソが露見する前に喜兵衛の身請け話を持ち出して話を うやむやにしようとたくらんだに違いない。 神守様は ご新造さんを助けて逃げたんでしょう?あっしも おかんのために何かやらねえと男が… 男が立たねえよ!男なんか 立てなくていい。