その病気の正体を鋭い診断力で突き止めたのが…13年間 アメリカでの医療経験を持ち日米両国の子供たちを病から救ってきた。 あ~ん できるかな?問診と身体診察に重きを置く…握手! よし。 今回のドクターGは 小児科のエキスパートそうなんですね。 問診と診察の重要性は非常に高いと思います。 人生最高の瞬間になるはずのお産が人生最悪の瞬間になってしまうのはどうしても助けたいなという思いで…。 今回の症例は研修医にとって 結構難しい感じですか? ケースとしては。 ドクターGの症例に研修医が挑みます。
それでは研修医の皆さん 疑われる病名を フリップに お書き下さい。 まずは 戸田先生から病名 発表 お願いします。 前田先生。 戸田先生 「腸重積」は どういう病気か 教えてもらえます?腸重積は 名前のとおり腸の病気なんですが最悪の場合は 本当に命に関わる事も多い病気でして…。 その中で 腸の病気の中で危ないものとして腸重積 挙げてまして気になったのは頸の痛みと同時にリンパ節が おなかに出来てそういうふうに 腸重積起きる可能性がそんなに高いのかなと…。 緊急性の高い病気を最初に考えるのは続いて 前田先生。
「ムンプスウイルス感染」はよく知られている名前では「おたふく風邪」が…。 あとは 合併症としてすい炎を起こしたりひどい時には 髄膜炎を起こしてしまう可能性のある怖い病気で…。 小児においてはご高齢の方などに比べれば薬をのんでる事も少ないですし…発熱 腹痛 おう吐 頸の痛みを1つの病気で説明する事はできないのだろうか?腸重積と虫垂炎では…ムンプスウイルス感染症は4つの症状 全てが起きる可能性はあるが…皆さん いろいろな事を考えて1つだけ挙げたと思うんですね。
あと 他は いかがですかね?血管に 炎症が起こるような病気なんですけどブツブツが足にできてたりとかあと腸に そういうのが起こるとそれが原因で腸が重なってしまったりという事が起こります。 そうですか 慢性的な中耳炎ですとリンパ節が腫れる事もありますが通常 痛みは出ないんです。 どちらも尿路感染症になりやすいんですよ。 尿路感染症かもしれないので抗菌薬を点滴で投与しています。 どんなウイルスが発疹を来しますか?風疹とか それから麻疹。 押しても消えない発疹は「紫斑」と言い皮膚の下で内出血を起こしています。
加藤先生の挙げたムンプスウイルス感染症は…?戸田先生が挙げてくれた腸重積ですがこの時点で どうでしょう?肝臓とかの酵素が上がる事はまずないと思いますのでこの段階で かなり下げてもいいのかなと思います。 血液検査の結果から 腸重積の可能性は下がった。 これは尿路感染症の可能性を示す数値だ。 加藤先生川崎病を示唆する所見は茜ちゃんでどういうところがあります?あとは う~ん…。