地球ドラマチック「人類 遙かなる旅路Ⅰ~アフリカから世界へ〜」

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私たち 現生人類の故郷は東アフリカを南北に走る大地溝帯だと言われています。 この現生人類の骨は 東アフリカが私たちの最初の故郷だった事を示す有力な証拠です。 その名が示すとおり現生人類よりも類人猿に近い存在でした。 近年 大昔の現生人類がどのような人たちだったかを示す重要な発見がありました。 場所は 現生人類最古の頭骨が発見された エチオピア南部から16万5,000年前に人々が暮らしていた洞窟です。

アフリカには 舌を鳴らす音を使う言語が数多くありますが彼らの言語と 3,000km離れたタンザニアに住む人々の言語が特に よく似ている事が知られています。 このような身体的能力言葉に代表される意思伝達能力発達した技術などによって人類は ここまで繁栄できたのだと考えられています。 DNAの調査結果は アフリカ以外の地域に住む 全ての人々はアフリカ大陸を離れた ある一つのグループの子孫だという事を示していました。 人類の アフリカ脱出についての重要な手がかりが砂漠の向こう側にある イスラエルで発見されました。

調査隊は 南アフリカのピナクルポイントで発見されたものとギャロッドたちは 人骨を岩石の中から丁寧に掘り出すと一体は イノシシの顎の骨を抱いていました。 これは 超自然的なものへの信仰を示す彼らは どのようにしてサハラ砂漠を越え現在のイスラエルまでたどりついたのでしょうか。 コンピューターを駆使した気候モデリングによって気温や降水量などの変化を10万年以上前まで遡って知る事ができます。 イスラエルで発見された人骨はアフリカ以外の地域で発見された最も古い 現生人類の人骨です。