♪~さあ 今日は川合玉堂 生誕140年の記念の展覧会が開かれています山種美術館に来ています。 日本の四季の香りがしてくるようなすてきな館内ですけれども川合玉堂の作品 いかがですか?日本の原風景が ほんとさまざま描かれていて絵から 詩や歌が聞こえてくる。 まず川合玉堂というとやっぱり東京芸術大学の教授でありましたので東京芸大の卒業生としましては大先輩というか大大先生という感覚でほんとに神のような存在として…。
この絵の風景は玉堂が取材旅行中山梨県の御坂峠で出会ったものです。 きっと玉堂先生も ここでパッと見て ちょっと写生してすぐに うちに帰って制作したっていう感じがしますね。 川合玉堂日本の原風景を描くその玉堂の技と画力のすごさをどこが うまいのかというと例えば構図。 あの とても素朴な日本の原風景を描いているんですけどもこの一枚の中にはほんととても複雑な技術やその思いなどが玉堂は 岐阜の小学校を卒業したあとうまっ。
やっぱり 玉堂先生が言いたかった事っていうのはすごく ここに込められていて例えば 戦争であったりとか大きな災害であったりとか男衆がいないからこそ田植えを女性たちが やっていて時代背景もすごい伝わってきますしその田植えをしている女性たちはよく見れば 口元は笑顔になっていて笑っていて生き抜く喜びというかそれでも生きて生き続けなければという強い生きるエネルギーをほんとに感じますよね。 私が 川合玉堂先生の好きな言葉で「絵は精神じゃ」。