♪~コンビニになり マンションになっちゃった訳ですけどもまぁ 情報といったら寄席しか無かったんですけどもね。 「これに安置し奉るは右大将 頼朝公の髑髏。 「それ本当に 頼朝公の頭蓋骨かい?」。 「お前 聞いたよ お前頭がいいね~ うん頼朝公の頭蓋骨 うめえ事やりやがったな 本当に。 「今度はね 貧乏神」。 「貧乏神」。 ええ?貧乏神ってぇのは 一番つきあいたくない神様だよ参詣に来ないよ」。
ええ?死神の下請け会社なんてあるのか?」。 ええ?医者なんてぇのは 難しいよこっちは学問も 何も無えんだから。 医者ってぇのはな病人を治しゃ立派な医者になれるんだよ。 かみさんに何か言わすんじゃねえぞ医者の看板を上げろ。 そうすると 必ず『家の病人を助けて下さい』ってな事を言いに来るから「何だって? うん医者の看板 上げて うん誰か 訪ねてきたらついていくんだね? とりあえずそして 病人の枕元か足元 見るんだ。
「アジャラカモクレン 虎ノ門」。 『アジャラカモクレン 虎ノ門』?『テケレッツの パ~』で…」。 あの~ お医者様と承って参りましたが」。 「誰が? 家?『巽の方角 歩いて 一番先に突き当たった その お医者様が必ず 治してくれる』という卦が出たそうでございます。 口が乱暴だよ 身装だって汚いしさ本当に お医者様って言ったのかい?間違いないのかい?私も いろんな お医者様とつきあってきたけどさぁ手ぶらで来るってぇの初めてだね~。 たくさんの お医者様に診て頂きましたが「分かる 間違いない。
これに 味 しめまして行ってみますってぇと10人に1人が 枕元にあとは ほとんど「アジャラカモクレン 虎ノ門 テケレッツのパ~」ポンポンとやると 金が ガバガバッ。 さぁ 方々からちやほやされますから「この先生と つきあってるといい事 ある」ってんでもう あちらへ遊んでこちらへ遊んでお茶屋遊びを覚え芸者さんに ちやほやされます。
じゃあ 行こう」ってんで 行ってみますってぇと枕元に チョコン。 「おかみさん よく 聞いて下さいいいですか? お宅に気の利いた若い衆四人 揃える事は できますか?」。 御輿を担ぐんじゃないんですから ね?その 四人の若い衆をいいですか?旦那の寝ている布団の四隅に座らせとく。 枕元が足元 足元が枕元へ来て半分だけ 回しゃあいい」。 徹夜マージャンと同じでね明け方になるとチョンボする人がいましてこの死神も…。
「ばか野郎何を くだらねえ事言ってんだぃ。 「今季 成績不振のため多摩川へ行けと言われた」。 「死神にも 二軍落ちってあったんですか? フフフまぁ 許して頂戴」。 冗談じゃねえや 本当に目が ショボショボしてんだこんな所 どうやって下りりゃいいんだ 本当にア~ッ 冗談じゃねえ。 あっこれが 地獄の底か? えっ?あっ 蝋燭だらけ。 「お前が 俺の言う事聞かなくなって 俺に逆らって伊勢源の寿命と取り替えちまった。 ジョッジョッ冗談じゃない 冗談じゃない1万両 もらったって死んじゃ 何にもならねえんだ。