地球ドラマチック・選「野生ヒョウのマナナ~絆を深めた17年間〜」

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野生のヒョウは アフリカで最も近寄る事が難しい動物の一つです。 1万7,000ヘクタールの草原に謎に満ちた大型ネコ科動物のヒョウが20匹以上 生息しています。 ジョンは このメスのヒョウに注目し彼女の一生を カメラに収めようと決心しました。 それから 12年間にわたりあの 母親のヒョウは人間とヒョウが 親しくなれる事をしかし ある夜 ジョンは その世界が引き裂かれるのを目撃します。

ここ クルーガー国立公園ではヒョウの子供の およそ半数が捕食動物に殺されます。 しかし そんな マナナの知恵でも勝つ事ができないマナナに出会うより前 私たちが観察していた あるメスヒョウが死なせてしまったと後悔したのです。 ヒゼンダニ症の治療薬を与えればマナナと子供たちを救う事ができます。 3週間後 マナナと子供たちはすっかり元気になっていました。 縄張りを主張する オスのヒョウは自分の子以外の子供たちを殺します。 巨大な アフリカニシキヘビです。

それは 私が マナナと過ごした17年のうち最も 心を揺さぶられた場面の一つでした。 マナナは 我が子の亡骸を食べ始めたのです。 マナナが産んだ 8匹の子供のうち無事 大人になったのは4匹だけです。 マナナの祖母はライオンに襲われて死にました。 マナナは 最盛期には恐るべき戦士でした。 ジョンは 定期的にマナナの様子を見に 通っています。 若い頃 とても敏捷で強かった マナナですが17歳が近づいた今 小さな獲物を捕まえるしかないと自分でも分かっているのでしょう。 ジョンは マナナのそばに座ろうと思いました。