日曜美術館「筆を持たない天才芸術家・岡倉天心」

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理想を求める カリスマ的指導者岡倉天心。 岡倉天心といえば日本の伝統美術の世界に示した人でもあるし近代日本美術界の骨組みをつくった最重要人物でも ありますからね。 岡倉天心は 10代から京都 奈良の寺院や神社を巡り歩き古代以来の 日本の美の伝統に触れてきました。 新たな日本美術をつくり出す天心の歩みは東京美術学校の創立に携わる事から始まりました。 校長になって8年目の明治31年天心の女性関係の乱れをつくとともに偏った美術教育が青年たちを駄目にすると天心の人間性や教育方針を厳しく批判したのです。

とにかく 岡倉天心人を引っ張っていく力があるなというのが 第一印象ですが人柄で言うとどんな人物だったんでしょう?明確な自分のビジョンを誰にでも分かりやすく示すという一つの象徴的な天心の考え方があると思います。 私の個人的な印象で言うと多分 上司にしたら何を思うかっていう事を まず描くべきであって というのが天心の近代美術観だと思いますね。

先生は 横目で見ながら即座に『アーユー ヤンキー オア マンキー?』とやったものですから2人は朦朧体の絵を展示しました。 朦朧体の絵が なぜアメリカ人には受け入れられたのでしょうか。 五浦に造られた画室で白い装束を着てとりわけ朦朧体にこだわった大観と春草には苦難の日々が続きました。 西洋画と日本画近代と伝統っていうものをどうやって組み合わせてうまいこと融合させていこうかってず~っと彼らは模索してきたわけですよね。