日本の話芸 落語「網舟」

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♪~今日は 珍しい 「網舟」という落語でございますが以前 上方落語の一つやったそうですけど誰も やり手が無いんやそうです。 しかし まぁ 若旦那が無理やという事になったら まぁ「なんぼ やるちゅうたかて親旦那さんが堪忍してくれまへんやろ?」。 あんたら お友達の中で親旦那さんが信用してはるちゅう友達 いてはりまへんか?」。 そうやございまへんねん今日は あの~ちょっと 親旦那さんに お目にかかりたいと思いまして」。

「どうも こうも あるかいそれは 料理 天ぷらにしたり何かにして 食べて山口っさん この間も網舟で ぎょうさん 魚を取って家の伜も 是非連れていってもらいなはれ」。 第一 お前 今日は 網舟のあといつもの 新町の連中が屋形船で やって来るやろそこへ乗り移って散財するのや。 「今日は あの~若旦那やなかったんでっか?」。 あっ 若旦那さん。 大体旦那さんて 今までに網舟に乗った事 おまんのか?」。

ア~ア〜ア〜 ウワッ 気分悪い。 あ~ 気分悪い あ〜 気分悪い」。 向こうへ行け向こうへ 向こう「まあ~ おかあちゃん えらい揺れる舟があると思たらあれ 若旦那と違うかしら?やっぱり そうやわ。 ここからが芝居でっせ 若旦那『えらいこってございます。 向こうの船には 薩摩の 気の荒いお侍が乗ってございまして武士の船に 網を かけるとは不届きな奴 手討ちに致す。 「向こうには 気の荒い 薩摩のお侍が乗ってございまして『武士の船に 網を かけるとは不届きな奴 手討ちに致す。