100分de名著 プラトン“饗宴” 第3回「愛の奥義とは」

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ソクラテスが 今 「饗宴」の中でしゃべってるとこですけどもソクラテスが ディオティマという女の人から教えを受けたという事でみんなに紹介するわけですよね。 今 ディオティマという女性がしゃべってますから非常に多分 体験も含めてリアルだと思います。 今風に言うと遺伝子というか DNAというかそういうものが継がれていくという事じゃんみたいのは分かるんですけど それとあと ディオティマが女性だから自分の事として言うのは分かるんです。

さっきのところで 「記憶の中で出会って 産み出す」というフレーズがあったと思うんですけどもソクラテスが死んだあとに…この 「お子さん」がいる事でこの「お子さん」の お父さんなのかお母さんなのか プラトン そして亡くなったあと 書いたにしてもソクラテスというものが文字どおり 不死ですもんね。 これ ディオティマはあたかも宗教儀式のように初心者 中級者 上級者というふうに上ってくというそういう語り方で 秘密を明かしていくという事になります。

「いやいや これはね ソクラテスも正しいと言ってる」という「ソクラテスも プラトンも ディオティマも正しいと言ってるんだから」って。 「美」そのものとソクラテスが言ってましたがこれはどういうものなんでしょうか?これが奥義っていうかこれが突然 訪れるという事でこれ 順番に上がっていけばそのまま見えるってものじゃないみたいに書いてるんですよね。 プラトン ソクラテスが言います。