100分de名著 プラトン“饗宴” <終> 第4回「理想を求める心」

戻る
【スポンサーリンク】

漫画家の江川達也さんと共に考えます。 数学好きなんですけどという 入り口自体は哲学と全然関係ないと思ったんですけど。 僕ね 江川さんを今回お呼びしたという理由は「東京大学物語」って代表作の一つがあるからやっぱり あれって恋愛と エロースとあと お勉強の融合したような形だからそこが 一番大きいのかと思ったんですけど好きなんですね 哲学自体が。 「東京大学物語」も一つの恋愛の法則をどう導き出すかみたいな事は描かれてるんで。 え~!ソクラテスは「美」そのものの価値について巫女ディオティマの言葉を語っていきます。

その中で ソクラテスは私たちの世界と イデアとの関係を次のように語っています。 「私たち人間は 生まれた時から人間たちの背後には 塀がありその奥にあるたいまつの明かりが塀の上で動かされる人形の 『影』を洞窟の壁に映し出している。 この「洞窟の比喩」というのは私たちが生きてる世界を いわば比喩として表してるわけですが…でも これって まずその人形は 何なのと。

今のやつは 我々の現実の中でのテレビの話ですけどこの現実全体が「像」だと言われた時にじゃあ その外側は何なの?というのは我々は やっぱり すごくあれ? と思ってしまいますよね。 何だろうこれは むなしいのかそれとも ワクワクする事なのか?ワクワクじゃないですか?伊集院さん おっしゃったように最初 こういう発想を聞くとねまず 当惑すると思うんですよ。 このギリシャ時代はソクラテスがそうだったという事ですよね。 当時のアテナイ そこは弁舌に長けた ソフィストが幅を利かせた社会でした。