日本中を旅した 前島 密はその途中 欧米では明治政府の役人となった前島は郵便制度を立ち上げようと動き出します。 あるものを有効に とにかく活用し少ない予算と 少ない時間で戊辰戦争に 多額の金を費やした明治政府には前島は この金をもっと上手に活用する事で新たな利益を生み出すというカラクリでした。
更なる 有効活用の術を使って日本中に 毛細血管のように通信網を張り巡らせるには全国各地に 郵便取扱所を造らなければなりません。 一つは 全国に造った郵便取扱所に郵便物を運ぶ…この2つの問題を解決するためにここが説得どきと見た前島は思いも寄らぬ提案を投げかけました。