今日も 指南役の先生は慶應義塾大学教授でいらっしゃいます納富信留さんです。 プラトンの学校のアカデメイアというところはご存じかもしれませんが入り口に…僕ね 江川さんを今回お呼びしたという理由は「東京大学物語」って代表作の一つがあるからやっぱり あれって恋愛と エロースとあと お勉強の融合したような形だからそこが 一番大きいのかと思ったんですけど好きなんですね 哲学自体が。 「東京大学物語」も一つの恋愛の法則をどう導き出すかみたいな事は描かれてるんで。
「美」そのものというのはイデアというふうに言われるのでイデアについて ちょっと考えておきたいんですがイデアという ギリシャ語はねこれ 英語で書くと分かるんですけど実は 「アイデア」のもとになった単語です。 だから イデアみたいなものを目指して進むというのは理想を求めて生きる生き方という。 「幸せ」のイデアって めちゃめちゃいい言葉だと思うんですけど「幸せ」のイデアって絶対 究極的な事じゃないですか。
プラトンの別の作品で 「国家」という作品があるんですがその中に出てくる 「洞窟の比喩」というものの中でまさに この「影」とか「像」という世界が説明される。 自分たちは 「影」を見てるけど振り向いたら そこに人形があるという事で言うとそっちの方が現実に近いのかなと思うと実際に大事なところは太陽だったりするわけだからもう ちょっと 人形とも関係ないじゃないですか。