この間 こういう お喋りをしたらお客様に怒られちゃいまして「あ~ これは もっともだな〜」と思いまして図書館ってぇ所へ行って調べようと思いましてじっくりと 書物を紐解いてみましたら 面白いもんですね書物ってぇのは 紐解くとバラバラになっちゃうんですよ。 専門用語が多いしまた 答えるほうもあれ ズバッといかないんでしょうね? あれサッと 答えられないんでノラリクラリ ノラリクラリで 次の日の新聞に「昨日の 大臣の答弁はそんな見出しが載る事がありますけれども。
上州 安中の在にこんにゃく屋を営みます六兵衛さん若い時分は 江戸でもって兄ぃとか 親分とか言われたまぁ いっぱしの渡世人だったんですがちょいと 訳があって今は 田舎へ引っ込んですっかり 堅気の こんにゃく屋。 こういう事になっちゃったんでひとつ よろしく お頼み申します」なんてぇとそこは まぁ丹念に 面倒を見てやっていくらか 小遣いを与えてまた 江戸へ帰すというしたがって 風来坊が 入れ代わり立ち代わりといったような按配で。
「和尚様。 「そんなものは いくらでもあるだマグロが赤豆腐だ」。 「そうだよ 和尚さん 檀家の久蔵どんがござらっしゃるによ~俺ぁね 一合上戸だでよたんとは 飲めねえだ。 ♪「モズの く~ちばし三郎兵衛の な〜ぎなた」♪「差せや か~らかさ狸の腹鼓 ポコポッポコ ポッポコな」「頼も~う」。 へっ? ありゃ?「愚僧は 越前の国 永平寺沙弥托善と申す諸国行脚 雲水の僧。 ご門前を通行のみぎり 階段石に『葷酒 山門に入るを許さず』とあるは禅家の御寺と心得大僧正 ご在寺ならば一問答 願わしゅう推参仕りました。
で和尚 居るってそう 言ったのかい? ええ?居るとも 居ねえとも言ってねえ? オッホッホお前にしちゃ 上出来だよ。 「いや そんな事されちゃ困るな~いや そりゃねお前さん そういう事を言うがうちの和尚の気性を知らねえからそんな のんきな事を言うんだよ何しろ 気まぐれでね『湯へ行ってくるよ』ってんで手拭い ぶら下げて出かけるだろ? おお~10日や20日帰らねえ事は ざらにあるね。 隣村へ お経を上げに行くってぇとこれが 三月から半年京都の本山が 5年から 10年何しろ 生涯 帰らなかった事が3度ある」。
「ばか野郎坊主が 火掛かりなんぞしなくたっていいんだ」。 こ… あっ そう蒟蒻屋山弘法大師よ」。