NHK短歌 題「“卵”/それでも太陽は回る」

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♪~ご機嫌いかがでしょうか?「NHK短歌」司会の濱中博久です。 この歌はベケットの「ゴドーを待ちながら」という戯曲の一場面を短歌化したものなんですけれども短歌の書き方として短歌は 天動説だという講座の話にも関連する歌なので例として挙げさせて頂きました。 佐野さんは テレビや映画 舞台で大活躍でございますが短歌の番組にお招きを致しました。

「その室で」というのは自分のおなかの中の事で女性の生理現象なのかなと思うんですけど僕ら 男性には なかなか分かりにくい感覚ですけれども自分の体の中で起こっている事なのに人の事のように というか突き放して命というものを見てる。 それでは この中から斉藤斎藤さんが選んだ特選三首の発表です。 土岐善麿は23歳で 読売新聞社に入社。 非常に面白い認識の歌で1億から 2~3億ぐらいの精子から1匹だけが 卵子に受精してそれが育って人間になって生まれてくると。

太陽が 東から昇って西に沈むという天動説的な認識で 切り取るとより短歌として立ってくるという事です。 これは 非常に体感的な天動説的な認識なんです。 大阪から こちらに葉書が やってくるという事で非常に 1人称的な天動説的な認識になります。