100分de名著 老子 第2回「水のように生きる」

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♪~「100分de名著」 司会の…第1回は 「老子」の基本の思想であります「道」についてでしたが今日はその「道」に従ってそれ 一人で貫くのも大変だし更に 人との関わり合いの中でそれに沿って 生きていくのはまた難しそうですけどね。 東京大学名誉教授 中国思想史がご専門の 蜂屋邦夫さんです。 81章というところに ちょっとめげそうになりますがめげずに 今日は 「道」とともに「老子」の教えの根本を成す「無為自然」の思想について学んでいきたいと思います。

小学校ぐらいの時に もう世の中にある事を知らないから世の中にある事の 8割ぐらい分かったと思ったのに中学校進むと もっと勉強しなきゃいけない事あるって分かるからものが分かんない人になっていくって思ってそれの事を考え始めたら学校に行けなくなって行かなくなっちゃったんで。 同じような言葉で有名な「老子」の言葉なんですが「学を絶たば憂い無し」という言葉があります。 結局「無為」 いろんな付着物を捨てていくわけですがそうすると 赤ちゃんのような素朴な状態に戻っていくわけです。

はい TAOの悩み無用ダイヤルです。 あんた こんな言葉を知ってるか?自信満々な人間よりも強いという事があるんだよ。 「柔よく剛を制す」という言葉もありますがこれも「老子」の言葉ですけどね。 19世紀以降 世界中の言語に訳され広く読まれる事になった 「老子」。 「老子」の ロシア語訳の作業に取り組みました。 訳文には トルストイの「老子」に対する深い傾倒がうかがえます。 その翌年に執筆した「イワンのばか」には「老子」の思想が色濃く 表れていました。