♪~あなたの夢は 何?僕らの夢は どこにあるの?世界的なアーティストが 美術館や街角で作品を作り あるいは演じた。 次に紹介したいのは東京の大学院生有吉達宏 25歳だ。 有吉は この作品で自分自身の心を奥深く掘り下げている。 有吉は トリエンナーレに向け手探りを続けていた。 有吉は 大学卒業後アニメーション作家として自立しようとしたが 失敗した。 大学院に入り直したが 対人関係もうまくいかず 悩んでいた。 閉じこもっていた世界から一歩外に出てこれまでの自分とは違う作品を生み出そうとしているんだ。
自分の名前を映像作家としていろんな人が知ってるという事によって自分の作品とか メッセージ性とかに耳を傾けてくれる人がたくさんいるとこのビルの地下で僕らのスペースもオープンした。 有吉は 1週間 倉田の家に寝泊まりして手伝ったんだ。 入り口に置いたスケッチブックへの書き込みも増えていった。 芸術家でもない 作家でもない一人一人の夢が本当はずっと住んでいたい家とか自分の好きな家とか何か そういう夢のある建築物とかそういうのを造る事がしたいんですけど。
倉田さん 前も聞いたけど夢は どう? 変わってない?一瞬くじけそうになったんですけど映像作家になりたいって思ってたけど何か 自分は世間知らずだったんだと思って…。 もう25だし こんな事やってたら駄目なのかなとかもう 何も作れないなとか一瞬すごく思ったんですけど何らかの形で今回も完成させる事によって少量の達成感とかも 感じたのでやっぱり続けていきたいなと思いますので夢は 世界的に有名な映像作家になる事で お願いしたいです。