NHK俳句 題「朝顔」

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今日のゲストは イラストレーターの安西水丸さんにお越し頂きました。 今日は最新作をご紹介頂けますか?ああ これですね。 何か 物の配置とか空間の作り方とかとても スッと入ってきまして今から 絵葉書に手紙を書くんですよという物語みたいなものが始まってくるような取り合わせとか 特に 何という主張は ないんでしょうけれども遊び心というのが伝わってきます。

これは 本当にオーソドックスな写生句で旅の句ですけれども格子の向こうに何が通るんでしょうね?何 見えるんでしょうね? 風景は。 相撲部屋のけなげな新弟子の姿をよく描いていますね。 海の色を知って 最初というのはよく分かりますし いいのですが「咲くは」というのを詠んでいまして自分でも だんだん気付いてこられると思うんですけれどもそうしますと なるほどという一つの事実が余情 感動を持って伝えられる。

「小さきものへのまなざし」という事ですので小さい 一つの朝顔でもって自分の心象世界というものをどう描くか 心をどう描くかというそういう句です。 普通の名前なんですけれども正岡子規も 升という幼名だったらしいんですけれども。 僕の本名は 渡辺 昇なんですが昔の先生は 僕の名前を呼ぶとたまたま祖母の実家が 安西だったのでじゃあ これでいいやと思って。