100分de名著 老子 <終> 第4回「満ち足りた人生とは」

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伊集院さんドリアンさんというとどういうイメージで…?若かりし頃に 同じ放送局でラジオのパーソナリティーをやってて僕は 悪ふざけばかりの番組だったんだけどドリアンさんは 割とメインのところに若者の人生相談の相手になって頑張って やりましたね。 長く 人生相談のパーソナリティーをやってらっしゃるというイメージなんですけど実は カルチャーセンターなどで「老子」の講義を持っていらっしゃるという。 最近では 「老子」をバカボンのパパ語で読むという本も発表しています。

せっかくですからこれ バカボンのパパ語訳でドリアンさんに是非 読んで頂きたいと思います。 では ドリアンさんお薦めの章があるという事ですのでその22章 老子先生にご登場頂きましょうか。 多分 ないだろうと思うんですけれども二千何百年か前の老子の時代もそうであってあ~ 老子先生 こんな狭くてぼろい事務所じゃなくて分相応という言葉を知っていればそれぞれの分に応じて生きるというのはなにも 控えめに ちっちゃくという事ではなくて松の木として生まれたなら松の木として盛大に生きなさいという事なんですよ。

要は 比べない方がいいよという事ですか?我々が 勝手にそれを感じてるだけでその人自身にとって 感情としてそれは幸せだったりあるいは不幸せだったりってあるんだけど老子は だから 自然の色彩の全てを味わえというような事を人間の 勝手なエゴであってだから 幸不幸というのは我々の感情の中に当然 ありますけども…「人生の目標 何ですか?」と言われると「身のほどを知る」という。